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検体検査 本文へジャンプ

一般検査
主に尿や便の検査をします。

 尿の検査では腎臓、膀胱などの病気はもちろん、肝臓の病気、糖尿病などを見つけることが出来ます。また、便の検査によって寄生虫を見つけたり、大腸がんや胃がん等を見つけるきっかけにすることが出来ます。
一般検査 顕微鏡写真(尿沈渣)


血液検査

血液中の細胞(赤血球、白血球、血小板)や、止血に関わる成分について検査します。

 血液中の細胞の数を数えることによって、貧血や感染症などの有無を調べます。また血液の癌とも言われる白血病では正常の人には見られない異常な白血球などが見られることから、血液検査はそういった病気の診断にも重要な検査です。さらに止血に関わる成分の検査は、血友病などの止血機能異常や、血栓症などの診断に有用です。

顕微鏡写真(血液) 血液検査


生化学検査
血液中のブドウ糖やコレステロールなど様々な化学成分の量を調べます。

生化学検査は近年、分析装置や試薬の精度が飛躍的に向上し、測定結果の標準化が実現しつつあります。つまり患者様がどの医療機関を受診されても同じ基準値のもとにデータを評価できるようになり、その結果、今までですと受診する医療機関を変えられる度に、検査のための採血が必要でしたが、その必要がなくなる時代もそう遠くないということです。
平成20年より特定検診が開始される予定ですが、それを機会に一部の検査項目を標準化すべく検討がなされています。

生化学検査

 
免疫・輸血検査
血液中のタンパク質やホルモンなどを抗原抗体反応によって測定したり、血液型や輸血に際して必要な検査を行います。

肝炎ウイルス(B型肝炎、C型肝炎など)の検査、腫瘍マーカー検査(血液による癌の検査)、甲状腺その他のホルモンなどの測定を行います。
免疫検査


細菌検査
 なにを検査しているのか?

 病院にかかられたとき、先生が「培養を出しときますね」といわれるものが、細菌検査の対象となります。例えば、肺炎のときの喀痰、下痢の糞便、膀胱炎の尿、傷口の膿、敗血症の血液等といったところです。
細菌検査室
細菌検査室
 検査の内容
 さまざまな検査材料から感染症の原因となる菌(起炎菌)をみつけて、その菌に対してどの薬(抗菌薬)が効くのかを調べます。

塗抹検査 検査材料をスライドグラスに薄く塗って染色液で染めて顕微鏡で観察します(右写真)
培養検査 菌が発育しやすいように栄養を含んだ寒天培地に検査材料を塗って菌を増やします。(右写真)
同定検査 培養検査で発育した菌の性状を調べて菌種を決定します。
薬剤感受性検査 その菌に対して有効な薬を調べます。
塗抹検査(結核菌) 培養検査(羊血液寒天培地)
塗抹検査
赤く染まっているのが結核菌
培養検査
喀痰培養(羊血液寒天培地)
 チーム医療【院内感染対策】
 入院加療中の患者様が、病院内で感染症を起こさないよう、他部門の感染症のエキスパート(医師、看護師、薬剤師など)とともに「院内感染対策」の取り組みを行っています。




病理検査
 病理検査室では、患者さんから採取した組織や、尿・喀痰などの排泄物、腹水・胸水などの体腔液から標本を作製し、目的に応じた染色を行った後、顕微鏡で観察し、疾患の診断、病態の把握などを行っています。
 組織を観察する検査を組織検査、排泄物や体腔液を観察する検査を細胞診検査といいます。
 病理検査は、他の臨床検査と異なり直接検体を調べるもので、その検査結果をもって診断が確定することが多い重要なものです。
 
 ●病理検査の流れ
 
 細胞診検査
 細胞診検査は、体液中の細胞や、病変部を洗浄したり、擦過(さっか)したり、あるいは注射器で穿刺(せんし)吸引したりして採取した細胞を顕微鏡で観察し、異常細胞の有無や、細胞の異型性悪性度を判定する方法です。
 細胞検査士がスクリーニングを行い、細胞診指導医の確認を受けた後、報告されます。短時日で報告できることも細胞診の長所です。比較的簡単に検体が得られるので、がんの集団検診スクリーニング検査としてしばしば行われています。また、くり返し検査ができるので、治療効果の判定や、経過観察再発の発見などの目的にも利用されています。
 
●おもな細胞診検査とその目的 
細胞診材料 目的
喀痰 肺がん(扁平上皮がん・小細胞がんなど)のスクリーニング  
尿 膀胱がん・腎がんなど泌尿器系腫瘍のスクリーニング
婦人科材料 子宮がんのスクリーニング
体腔液 腫瘍細胞の有無の検索
擦過材料 気管支の擦過材料による肺がんの検索
穿刺吸引材料 乳腺・リンパ節・甲状腺などの腫瘍の検索
 
 組織検査
 病理組織検査は、生体の一部から切除した組織片の顕微鏡標本を作り、それを病理医が鏡検してその標本の中に見出される病変によって診断を行います。この診断によって臨床医は治療方針を決めて患者を処置します。
 病理組織検査には、患者の臓器組織を針やメスを使って一部生体外に取り出して検査する生検(バイオプシー)をはじめ、手術時に病変組織をとり、速やかに検査して診断する術中迅速病理診断、さらに手術で摘出した臓器・組織について検査する方法があります。
 
 

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